Panorama-VRとは、マウスを画面内で動かす事によって、周囲6面が全て見る事が出来るものです。簡潔に言うとグーグルのストリートビューを思い描いて頂ければ良いと思っています。ただし写真ではなく、まだ建設されてない住宅等をCGで製作しています。お客様に対しての新しいプレゼン方法と考えています。

 最近、ウォークスルームービーでプレゼンをする会社も多いと思いますが、決定的に違うのがPanorama-VRはインタラクティブと言う事です。つまり、使用者が見たい方向を見る事が出来る事です。ウォークスルームービーでは製作者の意図によって、見せたい部分が限定されてしまいます。  使用方法は、画面内でマウス(又は指)でグリグリして頂いたり、ボタン的なものを適当に押して頂ければ分かると思います。移動出来る印だけは下の説明書でご確認下さい。また、正確な操作方法が知りたいと云う方の為にこのページの下に記載しておきました。気になる方はご覧下さい。

 

Panorama-VR
パソコン、ノートパソコン用
i-Phone,iPad用

Manshion

マンションの一室です。あるコンペに参加した時に製作したものです。残念ながら選外でした‥。

A-Residence

パソコンとI-Padは制作方法が異なっています。ご自分の使用機器によって左のサムネールをクリックして下さい。

外部から部屋の中まで入れるPanorama-VRです。

eu

趣味で製作したヨーロッパ風の町並みです。ただし、移動出来ません。

Kawa-Residence

他の操作方法と若干違います。次のPanoramaを開くときは左上のサムネールで行きたい場所を選んでクリックして下さい。合計4カ所に行けます。

Nono-Residence

これも操作方法と若干違います。白塗りの人間でジャンプ出来ます。その他にも左上のmapでPCではポイントをクリックで、i-Pad系では行きたい場所をポイントで選択して画像をクリックでジャンプ出来ます。

操作方法

パースとは明らかに違うPanorama-VR

 私はよく、内観パースも描いています。右のパースは、とある幼稚園の改装工事のパースです。普段なら…これでOKとするんですが、今回はPanorama-VRを製作してみました。そうすると発想が根本的に変わった事に気付きました。

 つまりPanorama-VRを見ながらデザインしたわけです。パースは壁2面(多くて3面)の一部、天井と床の一部しか見せる事が出来ません。しかしPanorama-VRならグルグル廻して壁4面、天井と床2面を連続的に見る事が出来ます。

 逆に外観はパースで良い様な気がします。何故なら外観は普段、2面しか見る事が出来ないからです。内観は、パースよりPanorama-VRと確信しております。  上の絵を見て、どんな内装なのか想像して下さい。そして想像したら、上の絵をクリックしてPanorama-VRをご覧下さい。イメージが変わると思います。

 

補足説明

 私はCGでパースを描き始めたのは、他の方よりかなり早い段階でした。品質も良かったので、建築会社の方がよく「自分の会社でもやりたい。」っていう相談を受けました。ですが、パソコンが自動でやってくれると思っている方がほとんどでした。「事務の女の子にやってもらおうと、思ってんだけど…」みたいな感じです。

 そういう方には「それは、筆と絵の具を渡して、手描きでパースを描けって言っているようなものですよ。」とお伝えしました。それでも、導入した方はいましたが‥案の定、長続きしませんでした。

 私の持論は、「ソフトは道具」という事です。例えば、ディズニーの3D映画で製作しているソフトと同じものを使用すれば、「アナと雪の女王」と同じ品質のものが作れるのか?って事です。例え静止画でも…答えは否です。製作者は、腕もセンスもよいのです。例え違うソフトを使っても高品質なものができるでしょうし、腕とセンスのない人がいくら素晴らしいソフトを使っても「アナと雪の女王」は出来ません。

 CGパースでも同じソフトを使用しても、使用者によって同じ品質のものは出来ません。上手い人は明確な完成イメージを思い描いて、時間がどれだけかかろうが頑張るからです。逆にソフトに頼った方は明確な完成イメージがない為に「これくらいでいいか…」みたいな感じで終わってしまいます。

 また今回もPanorama-VRを、色んな人に見せると「どうやって作るの?」とか「どんなソフトを使っているの?」とよく聞かれます。そう云われると私としては、非常に困惑してしまう訳です。

 ちなみにこれを作る為にソフトをメインで3個、その他にも些細な内容で3個か4個くらい使っています。重要な事は、最終目標があって、その為にどんなソフトが必用か…と考えられる事だと思ってます。

 

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